僕たちは繁殖をやめた17話の感想です、いよいよこの物語の分岐点と言える内容でした17話だけ見ると、良かったなと思える内容でしたが、次以降の話しから心と瞳に地獄が待っているのかも、あらすじを含みますので、まだ読んでない方はネタバレ注意です
目次
17話あらすじ
ラブホテルでの映画の撮影、瞳が既に兄妹だと言うことを知っている事、それでいてどうして自分に近づいてくるのかが気になる心
撮影が終わり撤収、疲れて寝ていた心は1人取り残されていた
置いてけぼりをされたと思い焦るが、そこに瞳が・・・
駅まで2人で行く事に、道すがら心は瞳にいつ自分たちが兄妹だと知ったかを聞く
瞳は母親が、自分の部屋に同居した時だと答える
瞳も心に、自分と出会ったことを後悔してないかを尋ねる
心は、いずれ手放さなければいけないから、最初っから手に入らなければ、こんなに苦しまずに済んだと応える
瞳は「どうして手放さなければいけないんですか」
「人は繁殖をやめたと思うんですよ」
今は、自由に誰とでも恋愛が出来る時代、結婚も出産を義務じゃない
つまり人は繁殖よりも愛を選んだ
だから私たちも愛し合ってるから一緒にいる
それじゃダメなんですか
心は、自分たちの関係は許される事じゃないけど、兄妹だということを隠し通せればあるいは•••
お互いに、一緒に傷つくことを誓い
心と瞳、兄妹の秘密の交際が始まった
見どころ
完全に心と瞳の2人の世界
他人として知り合って恋人となり、実は血の繋がった兄妹だった
その現実にどう向き合うか
瞳の強い決意が感じられるところが見どころです
感想
人が繁殖する必要がなくなったから
男女、兄妹関係なく自由に恋愛することが可能になった現代
瞳のこの言葉は、深く私の胸に刺さりました
「僕たち繁殖をやめた」というマンガはなんて哲学的で文学的な作品であると17話目にして衝撃を受けました
そっか、人間も自然、生物の一部として見れば、世界的に見れば人口が増えすぎて、これ以上繁殖する必要がないと、人間は感覚的に気付いてきた
繁殖のために恋愛をする必要がないから、男女兄妹など関係なく自由に恋愛を謳歌出来る世の中になってきた
完全に盲点の考え方でした
心はもう諦めてたのに、瞳はこんな深いことを考えてたなんて、年齢以上に大人の女性だと思います
これからの展開はどうなるんだろ、予想以上に世間の風当たりが強いかも
親の反対もあるだろうし、もっと苦しむのでしょう
マンガだと分かってますが、応援したくなります
「僕たちは繁殖をやめた」本編はこちら
⇒https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13933686331749944945